【モラハラ夫】良い父親振る・妻の居場所を奪う

モラハラ・DV

2015年、子供の前での面前DVから子供を守るため別居を開始し
月に2度弁護士を通して面会交流をさせてきましたが、2019年子供がスポーツ少年団のとあるチームに入りたいとの望みを夫が受け入れず猛反対し、子供は泣いて「もう父さんには会いたくない」と、そこまで追い込まれてしまったので、面会交流を取りやめました。
そして私は子供のチームに入りたいとの希望を叶え、私一人で毎週末のチームの練習、遠征等に付き添い、仕事・家事・子育て等で更に多忙な日々となりました。
しかし楽しそうに練習等を頑張る子供の姿を見ることは、私の励みにもなりました。

2020年3月、弁護士を交え離婚協議の際、夫が「子供に会えないのはツライ、チームの事も協力するから付き添わせて欲しい。もしそうさせてくれたら離婚も前向きに進める」との話になったため、再度月2回会わせることにしました。
(夫には親権を取りたいという思惑があったようです)
子供は父親が理解してくれたこと、協力すると言ってくれたことが嬉しかったようでした。
チームの他の家族は皆お父さん方が練習を手伝ったりしていて、子供は自分の父親だけここにいない・・・と寂しさも感じていたようでした。
こうして夫は子供のチームの練習などに参加するようになりました

モラハラの特徴『外面(そとづら)がいい』

モラハラの特徴「外面がいい」ので、夫はチームの父兄の中にすぐに溶け込みます。
モラハラの特徴「平気でウソをつく」ので、今まで来なかったことの理由も自分の不利にならないような上手な言い訳をしているようです。
そして、愛想を振り撒き、子供に対しても優しく接し、周りの人たちに猛烈に“良い父親アピール”をします
夫がいる時は私はチーム活動には行かないのですが、翌週私が行ったときに他の親御さんから「ダンナさん優しいね~」とか「自分でお弁当作ったり、洗濯したりして、良いダンナさんだね」とか言われます。
夫は「このお弁当自分が作ったんですよ~」とアピールするらしいのです。
別居するまでは家事はほとんどしませんでしたし、逆に私の家事の仕方にいつもダメ出しをしていました。
お弁当や洗濯は面会交流を復活させる条件として私から指示した事です。
それをさも自分は何でもする良い夫、良い父親なんだと周りに知らしめる材料にします。

モラハラ夫は妻の居場所を奪っていく

スポーツ少年団での親同士には、微妙な関係があったりトラブルがあったり等はよく聞く話です。
加入させて戴いたチームはラッキーなことに皆さん良い方ばかりですが、それでも父親が来ない私たち親子のこと、聞くに聞けない感じだったようです。
私自身初めは距離感のようなものを感じることもありましたが、子供の為、自分の為、溶け込もうと頑張りました。
そうして他の親御さんとの距離感も縮まっていったのです。
しかし夫が来るようになってから、夫は毎週でも参加したいが妻がそれを許さない、ということを他の親御さんたちに言っているようで、今また、距離感が広がってきているのを私は感じています。
夫は平気でウソをつき、悲劇のヒロインならぬ、悲劇のヒーローを演じているのです。
周囲の同情を引き、妻の居場所を奪っていきます・・・自分の方がこの場にいるのが相応しいと言わんばかりに。
モラハラ夫は、妻の居場所、コミュニティ、立場、妻が大切にしている人達までも奪っていきます。

カサンドラ妻はまた自信をなくす

カサンドラとは、モラハラ加害者やアスペルガー症候群の配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉(カサンドラ症候群
モラハラ加害者に対して被害者(カサンドラ)は何か起こっても人のせいにはしません、できません、自分を責めます。それが染みついています。
そして過去に虐げられた記憶がフラッシュバックして、「あぁやっぱり自分は何もできない、夫に敵わない」(←モラハラ夫に刷り込まれた言葉)と思ったり、チームの親御さんたちは私の言葉より夫の言葉を真に受けるんだろうな、、、って自分に自信が持てず自分が信じられず、落ち込みます。

今、私にできる事

チームの親御さんたちに「夫が言っていることはウソばっかりだ、夫は実はモラハラ野郎で虐待もしてたんだ!」なんて、本当は言いたいけど言えるはずがありません。
チームに迷惑をかける訳にはいきませんし、子供や他の子供達にも嫌な思いはさせたくないですし。
とりあえず、今まで通りにするだけです。
夫と同じ土俵には上がらない、これは反論出来ない自分を正当化しているのではなく、モラハラ夫は自分と同じ土俵に乗ってくるのを楽しみに待っているから。
乗ったり、私がまた苦しんだりしたら、それこそ夫の思うつぼだから。
嫌悪でもなんでも、相手にしてもらえるのがモラハラ夫は何より嬉しい、ということが今までの経験で分かってきたことだから。
なので、俯瞰的な視点と意識を持って今は静観します。
離婚が無事成立するまでは尚更。

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