【もしかして】モラハラでしょうか?【経験者が語る特徴】

モラハラ・DV

これって、モラハラでしょうか?
わたしって、もしかしてモラハラ被害者?
夫(妻)や彼氏(彼女)と一緒にいると、好きだけどツライ・・・
父親(義夫)又は母親(義母)の言動や行動って・・・
自分って、もしかしてモラハラ加害者?(ガチ加害者は実際そのような自覚はありません)

この記事ではその疑問に経験者の私がお答えしていきます。が、
【閲覧注意】なのです!
なぜならこの疑問と向き合ってしまったら、人によっては長くてツライ戦いが始まってしまうからです
相手との戦い、自分との戦い、家族や仲間との戦い。そして、
別れる・別れない・別れてくれない、別居・協議離婚・調停離婚・離婚訴訟という問題に発展していく方もいるでしょう
逆に、別れないための方法をとっていく方もいるでしょう
いずれにしても、今もツライのに、更にツライ目に合うかもしれません
なので、まだ現実と向き合う覚悟のできてない方は、このページを閉じた方がいいかもしれません
モラハラの現実と向き合う覚悟のできている方は、このまま読み進めてください
ツライかもしれませんが、あなたは一人ぼっちではありません、大丈夫です
ツライ戦いを乗り越えた後には、あなたの新しい人生が始まります

この記事でわかること

  • モラハラとは(定義的なもの)
  • モラハラ加害者にありがちな言動・行動(具体例)
  • モラハラ加害者の特徴(外見・性格)
  • モラハラ被害者(ターゲット)の特徴
  • モラハラ度チェック
  • モラハラ加害者になってしまう主な原因
  • 被害者であると自覚することの大切さ

モラハラとは(定義的なもの)

モラルハラスメント(仏: harcèlement moral、英: mobbing)とは、モラル(道徳)による精神的な暴力、嫌がらせのこと
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。
イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので犯罪であると述べる。
「モラルハラスメントがどれほど被害者の心身の健康に破壊的な影響を与えるのか、その恐ろしさを嫌と言うほど見てきた。モラルハラスメントは精神的な殺人である」

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

簡単に言うと、DVは体への暴力ですが、モラハラは心への精神的な暴力です
モラハラは衝撃的な言葉の暴力、罵声、説教のあとに、ジワジワと精神的なダメージが蓄積されていきます
しかも、加害者は「お前の為を思って」と優しい言葉や態度で、被害者を少しずつマインドコントロールし従わせていきます
身体的暴力DVの多くは、蓄積期→爆発期→安定期(ハネムーン期)とはっきりとしたサイクルの繰り返しですが、モラハラの場合はこのようなサイクルのパターンは少ないように感じます
モラハラ加害者は一時的に機嫌のいいとき、優しい時はありますが、
大きな段階で分けると
 ①交際が始まる前・結婚前
  =安定期(ハネムーン期)優しい 高価なプレゼント
 ②交際が始まってすぐ・新婚
  =蓄積期 小さな口喧嘩 優しく諭す(マインドコントロール)
 ③交際数ヶ月、数年・結婚数年後や出産後 以降ずっと
  =爆発期  完全なる支配
となっていきます。

モラハラと亭主関白は、【別物】だと私は思います
「亭主関白とは、家庭内で夫が妻に対して支配者のごとく威張っていること」(大辞林より)
一見モラハラのようですが、違う点はいざという時には女性を頼もしく引っ張っていってくれるような“愛や責任感”があります
責任を負わず人のせいにするのがモラハラです

モラハラ加害者にありがちな主な言動・行動(具体例)

「オレ様(わたし)最高」 相手を見下し、人格全否定します
・自分が悪いと反省したり、相手を尊敬するということはしません(フリはします)
・共感力(人の気持ちを汲んで寄り添うことができる力)がない
・罪悪感、責任感を持たない
・知的に見えるが実は幼稚、強いものに弱く・弱い者に強い

モラハラお決まりのフレーズ 例
「本当にバカだな・ダメだな」「そんなこともわからないのか・できないのか」「食わせてやってる・住まわせてやってる」「ラクできていいな」「〇〇失格」「そんなの常識」「(自分は)悪くない」「感謝しろ」「言ってもわからないだろうが」「だからお前(君)は〇〇だ」「お前(君)のために〇〇してやってる」「早くしろ」「だから何?」「ブ○・○カ・4ね」「お前(君)には何の価値もない」「怒らせるお前(君)が悪い」

モラハラ加害者の特徴(外見・性格)

◆外見
・モラハラを始めると冷たい目の爬虫類顔になる
・口が曲がっている等ゆがんだ顔
・加害者と被害者どちらかが、イケメン・美人

◆性格
外面(そとづら)が良い (被害者以外には優しく、気遣いができる)
・店員などに偉そうな態度をとる(相手を見て態度を変える)
・怒りスイッチがわかりづらい、沸点が低い
・物に当たる
・難しい言葉を多用する、一見理論的(口論になると理論崩壊する)
・恩に着せる、お礼や感謝の言葉を強要する
・マザコン
・ナルシスト、プライドが高い
・粘着気質、ストーカー、束縛する
・始めは優しいが、自分のものになったと思ったとたん豹変する
・自己顕示欲が強い (「俺は仕事が出来る!」や「俺は偉い」などと言う)
・実は気が小さくコンプレックスだらけ
・愛情表現がヘタ(モラハラしても相手は逃げない、と言う状況で愛を確認する)
・友達が少ない、親友がいない
・相手が病気になったり子育て等で構ってもらえないと怒る

モラハラ度チェック

⇒上記の特徴に多く当てはまれば、モラハラ加害者の可能性が高い
(他にも特徴はたくさんあります。別記事でまたご紹介します)

モラハラ被害者(ターゲット)の特徴

マリー=フランス・イルゴイエンヌによる定義
加害者にとり、被害者は人間ではなく「モノ」である。とはいっても、モラル・ハラスメントの被害者に選ばれる人物にも傾向が存在する。被害者は、起こった出来事に対して「自分が悪いのでは」と罪悪感を持ちやすい、誰かに与えることを欲しているという性格が利用される。自己愛的な変質者が欲しているが持っていないものを持っているか、自身の生活のなかから喜びを引き出しているという性格の場合も被害者に選ばれやすい

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

主な特徴としては
・優しい、素直、平和主義者
・真面目、几帳面、責任感が強い
・場の雰囲気を読み、他人へ配慮ができる
・小さなことでも喜びや幸せを感じることができる
・自分に自信がない
  嫌われたくないので自分の気持ちを言えない
  人の顔色をびくびくしながら見てしまう
・自己肯定感が低い
  責められると自分が悪くないのに謝ってしまう
  「私が我慢すれば…」と尽くしてしまう
・カサンドラ症候群
・モラハラ気質(モラハラ同士引き寄せ合うこともあります)

モラハラ加害者になってしまう主な原因

・人格障害 (アスペルガー症候群 自己愛性パーソナリティ障害 等)
・幼児期の家庭環境(愛情不足、モラハラの親、虐待、過保護・過干渉 等)

モラハラ被害者であると自覚することの大切さ

加害者は自分のしていることを周りにも、相手にも気づかれないようにして、巧みに被害者を傷つけていく。その結果、被害者は、肉体的にも精神的にもかなり苦しんでいるのにその苦しみの原因がわからず、時には随分時間がたってからようやく自分がモラルハラスメントを受けていた事に気づく。
また、何年も経過した後でも被害者は、行動する度に加害者から言われた中傷誹謗や軽蔑の言葉が頭に蘇り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に長期的に悩み苦しむこともよくある

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

モラハラは身体的なDVと違って、受けている本人が自分はモラハラ被害者だとはなかなか気づきません。
なぜなら加害者は「あなたの為に」と優しいふりをして、自分に従わせようとマインドコントロールしていきます。
モラハラ被害者は「怒らせる自分が悪い」と思い込むようになるのです。
そして被害者のダメージは知らない間に蓄積され、防衛反応のため“ツライ、悲しい”という感情をなくしていき、エスカレートすれば、“楽しい、嬉しい”という感情さえも失ってしまいます。
そうなればうつになる等自覚症状も現れたり、周りであなたの様子がおかしいと気づいてくれる人も出てくるでしょう。
そして心療内科に受診したり、カウンセリングやヒーリングなどを受けたりしても、トラウマやフラッシュバックに苦しみ、改善されるまでに何年も必要となります。完全に改善されないかもしれません。
(私もまだフラッシュバックは起こります)
自分はモラハラ被害者であることに一刻も早く気づくこと、
まずここから始めてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました

タイトルとURLをコピーしました