モラハラパートナーを持つ人は、相手がただ怒りっぽいだけだと思い、
自分がモラハラ被害者であるという認識のない人がかなり多いようです。
そして、“怒らせる自分が悪い”とマインドコントロールされています。
この記事【もしかして】モラハラでしょうか？【経験者が語る特徴】
で、モラハラとはどういうもので、相手はモラハラ加害者なのか、自分はモラハラ被害者なのか、わかってきたと思います。
次にこの記事【モラハラ】別れる？別れない？
で、モラハラは治るのかということをお伝えしました。
治るのなら、治してまた一緒に幸せになりたい、治らないなら別れる・・・
早急に決めずに、まず今、あなたがしたほうがラクになれることを具体的にお伝えします。
まずあなたが1番初めにできることは【自分を責めない】
自分に向って、口に出してこう言ってみてください
①『私は悪くなーい！』
そう、あなたは悪くないのです。
自己中心的で、沸点が低くて、なんでもあなたのせいにする、モラハラパートナーが悪いのです
自分でも気づかないうちに我慢を強いられてきたはずです
逆にあなたはここまで、よく耐えてきました。かなりつらかったと思います
なので、次に自分にこう言ってあげてください
②『よく頑張ったね』
もう頑張らなくていいのです
そして、自分を抱きしめるようにこう言ってあげてください
③『もう大丈夫、私が守るから』
厳しいようですが、自分を守れるのは自分しかいません
どうすれば自分が幸せかということは自分にしかわかりません
あなたの味方は、あなたの理解者は、あなた自身です
例えば寝る前やお風呂に入っているときなどに、
①『私は悪くなーい！』
②『よく頑張ったね』
③『もう大丈夫、私が守るから』
こう、自分に言ってあげてください、できれば毎日。
今までモラハラパートナーにマインドコントロールされ、少しずつ“自分”を失わせてきました。
それは防衛反応ともいえます
でもそれが酷くなると、感情全てを失くしたり、心や体の不調につながっていきます
まず、“自分”は“自分”で守り、“自分”を取り戻していってください
一緒にいるのがつらくて、すぐに逃げれる状態なら、逃げる
逃げるには、物理的にも精神的にもとてもパワーが必要になります
そのパワーがまだあるのなら、とりあえず離れたほうが良いです
相手がストーカー化しないように細心の注意を払う必要があります
誰かにモラハラを受けていることを相談する （おすすめ順）
誰かに話すことで自分の気持ちに気づくこともありますし、客観的・俯瞰的に現状を知ることができます
◎実績があり親身になってくれるモラハラＤＶ専門カウンセラー
メリット：対応策を急がず、あなたの心に寄り添い状況や意思を聴いてくれた上での最善の対策をアドバイス、実行してくれるため精神的負担が少なくモラハラ脱出できる
デメリット：探しにくい、自分との相性の問題、相談料が高額
○友達・知人（できれば複数人）
メリット：モラハラ被害に合う前のあなたを知っている友達なら、今のあなたの様子が違っていることに気づき、話を聞いてくれるでしょう。解決を求めずただ現状を話すことでも気持ちがラクになるはず
デメリット：その友達がモラハラ加害者であるパートナーと顔見知りである場合「あんなにいい人が」「あなたの被害妄想かもよ」等と言われ理解してもらえず余計つらくなる→モラハラの特徴として【外面が良い】ことがあります。あなたの友人には善人に見えるかも知れません。
△親・身内
メリット：あなたの親が味方になってくれたら、これ以上心強いことはありませんし、もしお子さんがいらっしゃる場合は協力してもらえる可能性があります
デメリット：親に心配かけたくないから言い出しにくい。親もモラハラ被害者又は加害者であり、かつその状態が続いている（離婚等して克服してない）状況の場合「あなたの我慢が足りない」「夫婦とはそういうもの」と理解されず二次被害（さらなる精神的なダメージ）を被るかも
×〇市町村等の無料DV相談センター、相談員
相談員によって、モラハラ・ＤＶについての知識や解決策等かなり差があります
×→〇 弁護士
モラハラかも、、、とまだ初期の段階ではなく、離婚したい気持ちが固まってからならOK
自立するための準備をする
別れる、別れない、いずれにしてもこれらの準備を少しずつ始めると自分が強くなれます
厳守事項 【どれも気づかれないように】これは気を付けてください
・へそくり、貯金
・賃貸物件情報収集（民間・市営・県営）
・働いてない方は復職、就職活動
・資格を取る、趣味をみつける（自分の居場所、世界が広がります）
・モラハラ・暴言 日記、証拠集め、録音（離婚訴訟になった時に有利）
ペン型ボイスレコーダー (Amazon)
まとめ
モラハラの被害にあってるとわかって、じゃ別れる、別れない、今後のことはすぐに決めなくて大丈夫です
焦って行動を起こすと、さらにつらい状況にもなりかねません
いずれにしても慎重に、そして戦略が必要になってきます
モラハラをする人に対しては一筋縄ではいきません
まず少しずつ出来ることから始め、強くなっていきましょう！
