【モラハラ】別れる?別れない?

モラハラ・DV

こちらの記事「モラハラでしょうか?」で、モラハラとはどのようなものか、
モラハラする人の特徴、被害者になりやすい人の特徴等をお伝えしました。
パートナーがモラハラする人の特徴に多く当てはまってしまった方は、これからどうしようと悩んでいるかもしれません。
モラハラについてのブログや弁護士の方の意見でよく見られるのは
「即刻、別れましょう!」というもの。
そうでしょうか?
別れを決める前に、パートナーのこと、あなた自身のこと、考えていきましょう

モラハラ改善法にありがちなこの5つは、まだしないで!

①親族や友人などに相談する
⇒特に親など年配者は“夫婦生活とは忍耐の連続、女性は我慢すべき”と固定観念と自分の経験を押し付け、理解してもらえず余計に頼れなくなってしまいます
②「あなたはモラハラをしている」と相手に伝える
⇒更にモラハラが酷くなる可能性があります
③モラハラ加害者をたてる・褒める、又は逆に無関心な対応をする
⇒更に横柄な態度になっていく可能性があります
④とりあえずDV相談センター(窓口)に行く
⇒別れること前提で話が進められる場合が多い
⑤心療内科を受診し多量の薬を服用する
⇒心療内科を受診することは悪いことではありません。ストレス度等調べて貰えるでしょう。しかし抗不安剤や睡眠導入剤等の薬の副作用や依存性には注意してください

モラハラという言葉は認知されてきましたが、実際の被害について他人に理解して貰うのはまだ、なかなか難しい状況です。
特にまだ自分自身がモラハラの被害者であるとの認識が低い段階で、周囲の人に相談すると、加害者と面識ある人は「あんなに良い人なのに」とまるで、被害者のあなたが悪いような、そして我慢が足りないというような言葉をかけられてしまします。(加害者は外面が良いため)
それによってあなたは更に“二次被害”にあってしまい、さらにつらくなるかもしれません。

治るモラハラと治らないモラハラがある その見極め方

治るのか、治らないのか、この見極めは非常に重要で難しいものですが
1番分かりやすい見極め方として
A.モラハラはあなただけに行われる
B.あなたとあなた以外のある親族や会社の後輩等、他の一部の人にも行われる

このA、Bのどちらなのか、というのがポイントになります
A⇒治る可能性は高い
B⇒治る可能性は低い、または、ない

Aの場合はパートナー以外の社会の中では、不機嫌な態度を取らないようにするなどの自制心が働いています。
パートナーに対してのみモラハラするのは甘えや幼児性、器の小ささなどの原因があります
Bの場合、社会の中でも人間関係に優劣をつけ、相手によって対応を変えます。
強いものには弱く、弱い者には強く、それを無意識的に、習慣的に行っているのです。
自己愛性人格だったり、罪悪感なくモラハラを行い快楽を得るサイコパス的な人格な人、そのようなパートナーとは早めに離れる方法を取っていく方がいいでしょう。

モラハラ被害者のあなたに、今、大切なこと

パートナーのモラハラが、治せるものと分かれば、別れずに治していこう
治せないのなら別れよう、と、早急に決めないでください。
今、大切なのは、自分自身の気持ちと向き合うことです。
まずはあなたの体と心の緊張をほぐし、癒すことのできる方法をみつけ、リラックスしていきましょう。
次の記事では自分の気持ちとの向き合い方をお伝えしていきます。

モラハラ被害者のあなたが今やるべきこと 【具体例】
モラハラパートナーを持つ人は、相手がただ怒りっぽいだけだと思い、自分がモラハラ被害者であるという認識のない人がかなり多いようです。そして、“怒らせる自分が悪い”とマインドコントロールされています。この記事【もしかして】モラハラでしょうか?...
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