ひたすら忍耐の苦行を果たすことは最上の使命です
感興偈（かんきょうげ）
「心の安らぎ」を得ることは、それ以上に最高の使命です
ブッタは出家してすぐは辛い苦行の毎日でした
そしてやがてブッタは気づくのです
「宗教の目的は、苦行に耐え忍ぶことではなく
『心のやすらぎ』を得ることなのだ」と
そう悟ってからは、ブッタは苦行をやめたそうです
そして『心のやすらぎ』を得ることに専念し、
里に出て、その境地を人々に説いて回ったということです
昭和の時代は、働くこと＝苦労すること
これが多かったのではないでしょうか？
平成の時代は、働き方も価値観も多様化してきました
この令和の時代、そして新型肺炎で自粛、stay home、の日々の中
在宅ワークやネットでの商売、飲食店もテイクアウト、と
仕事の仕方、収入の得方も変わってきています
また、医療従事者やスーパー等で働く方々は、さらに苦行だと
感じている方もいらっしゃると思います
今までとは全く異なってしまった社会、コミュニケーション・・・
多くの方が収入や感染などの不安を抱えている
このような状況の中で『心のやすらぎ』を追い求めることこそ苦行かもしれません
でも、ピンチはチャンスです
あんな満員電車に乗って、朝から夜遅くまで仕事していたのに
在宅ワークでも仕事ができるんだ、、、と気づき始めた方もいらっしゃるでしょう
苦行だけが仕事ではありません
安らかに生きていけるすべを手に入れていきましょう
